青果物販売のお見合い業

農家と市場をつなぐ丸憲

結局のところ、丸憲の仕事って何なの? その質問に、もっとも簡単に答えるなら、
“青果物販売お見合い業” です、とお答えします。

農家と市場(仲卸・小売)を、できるだけ良い条件で引き合わせて、それぞれがより大きなメリットを得るWin-Winの関係を作り出すこと。それが丸憲の仕事です。
地域的に販路が広く、市場が求めている細かい条件を把握している丸憲では、他よりも良い条件で取引ができると自負しています。

お見合いは、仲人次第だと思いませんか。
まずは一度、丸憲にご相談ください。

販売チャネルを増やす

選択肢のひとつとしての丸憲

農家さん、今、複数の販売先をお持ちですか?
選択肢は多ければ多い方が、農家の経営にとっては安心ではありませんか。

こんな例があります。
ある農家では、キズモノの果物をジュース用として、4円/kgで販売していました。
しかし、味が良ければジュース以外の用途だってあります。
丸憲でのマッチングが成功し、70円/kgで買い取らせていただきました。
丸憲という選択肢がなければ、ずっと4円/kgで販売し続けていたことを思えば、丸憲という選択肢を持っていたがために得られた大きなメリットです。

販売先の候補をたくさん持っていることは、農家にとって有利なのです。
丸憲を選択肢の一つとしてぜひご検討ください。大きなことは言いません。選択肢の一つで良いのです。

丸憲ではWin-Winの関係をたくさん築いてきました。より良い条件を提示できる自信があるのです!

複数の販売チャネル
複数の販売チャネルを持つことにより、経営は安定します。

商品の価値を丁寧に評価

価格がアップする場合もあります

商品価値を杓子定規な選別で評価するだけだと、“安く販売する”という悲しい結果に直結しがちです。
その商品の価値を丁寧に評価して、付加価値をつけて販売できれば、同じ商品でもより大きな利益をもたらしてくれます。

以前、丸憲がキャベツの差別化に取り組んでいた際、お客さまからジャガイモに関する相談を受けました。サラダ用のジャガイモを探しているということでした。
当時、キズモノのジャガイモは、出荷しても値段が付かない(ゼロ円)状況でした。
そこで、味という付加価値を持ったキズモノジャガイモをきちんとした値段で買い取らせてもらい、そのお客さまとのマッチングに成功しました。
青果物販売お見合い業の成功例のひとつです。

味というしっかりとした価値を持っているキズモノと、本当に価値のないキズモノが同等に扱われている状況は、“もったいない” としか言いようがありません。丸憲では、そんな “もったいない” を少しでもなんとかしたいと考えています。

広がる横のネットワーク

農家同士のつながりが、これからの農業を切り拓く

丸憲の青果物販売お見合い業は、市場と農家だけではありません。農家と農家のお見合いも、丸憲の重要な役割の一つです。
営農指導はできませんが、直接農家を紹介し、情報交換することが可能です。作物が異なる農家さんの間のつながりというのは、意外と希薄なのではないでしょうか。

053ネットワークを基盤とする丸憲では、いろいろな作物の農家の橋渡しをすることができるのです。
特に、転換作物の際の情報交換などでは、重要な役割を果たすことができます。

以前に、エシャレット農家から相談を受けたことがありました。新しい作物を始めたいのだけれど、悩んでいるということでした。
他の農家から情報を仕入れていた丸憲は、里芋をおすすめしました。
その土地での栽培に適していましたし(適地適作)、その他の条件も整っているように見えました。
結果、里芋の栽培は成功し、もう3期目の収穫を迎えています。

露地野菜農家とハウス農家が情報を交換する。そういったことから得るものは多いのではないでしょうか。
また、人材のお見合い業として、海外からの研修生の派遣など、人的な相談に応じることができるのも、丸憲の魅力のひとつです。